派遣とカードローンの在籍確認
最近は、雇用形態も様々なものがあります。正社員に準社員、契約社員にパートタイマー、アルバイトというものもあります。
これらと一線を画すのが、派遣社員という雇用形態です。
他の全ての雇用形態が、企業と直接契約を結んでいるのに対して、この雇用形態の場合には、派遣会社というところと契約をしているのです。
この雇用形態は、カードローンの契約などでも大きな影響を及ぼします。
それは、在籍確認です。
在籍確認というのは何かというと、申し込みをした後の審査の一環です。
カードローン会社、または審査会社のスタッフが勤務先に電話をかけて、記載事項に虚偽がないかを確認する作業です。
通常であれば、前述したように、勤務先に電話をかければいいのですが、「ハケン」の場合には異なります。
「ハケン」の場合には、勤務先に電話をかけるのではなく、派遣会社に電話をかけるのです。
それで本人が登録されていると分かれば、在籍確認は終了です。
仮に、ハケンであるのに正社員と嘘をつくとどうなるのでしょうか。
カードローン会社は当然、勤務先に電話をします。
電話応対で「そのような社員はおりません」と言われてしまえば、虚偽申告ということになり、審査に大きなマイナスとなってしまうのです。